短期留学
ロミロミ
当時勤務していた整体院が指導していた手技に疑問を抱き始めた私は、勤務先の整体院では学べない他の様々な手技療法をネットや本を通して勉強するようになりました。
真の意味でお客様の為になる、お客様に感謝される療法とは何なのかを探し求める毎日でした。
そんな中で、当時最も強い興味を頂いた手技療法が、ハワイのロミロミです。
【大地、自然の力を授かり、クライアントに伝える】というスピリットで施術を行うハワイ伝統のこの手技療法が僕の中でもの凄く輝いたものに見えたのです。
この整体院で行っている事が正しいことなのか、これでお金をもらっていいのかという疑問を常に抱きながらも、まだ下っ端の私に多くの重要な施術等も任せてくれていたお店の期待に何とか答えていきたいという気持ちだけで毎日働いていましたが、
ロミロミとの出会いから、あるひとつの目標ができるようになりました。
新たな目標
ハワイの伝統代替医療、ロミロミに強い興味を抱き始めた私はインターネットや本を通し、ロミロミに関する理解を少しずつ深めていきました。
勤務先の整体院で行っていた手技は力任せに体を押しほぐして整えていくという印象でしたが、こういったやり方で筋繊維が破壊→硬い筋繊維になって再生という悪循環が起きる事に対して罪悪感すら感じながら仕事をしていました。
しかし、
【大地、自然の力を授かり、クライアントに伝える】
というスピリットで施術を行うロミロミの手技に関してはそれとは全く違った印象を受けたのです。
このロミロミをネットや本からだけでなく、現役のセラピストから実際に学んでみたいという気持ちが徐々に強まっていきました。
仕事でお金を貯め、ハワイに留学し、ロミロミをスクールで学ぶ事がこの時の僕の新たな目標になったのです。
ハワイへの留学という目標を見つけた後は、整体院での仕事にもより力が入るようになりました。院長にこの事に関して話すと、私が想像していたよりも良い反応で応援してくれました。院長もこれまで自身が破天荒な生き方をしてきた事をよく話していましたし、この方だったからこそ私の事も応援してもらえたのではないかと今でも思っています。
しかし、大人数いる従業員の一部からは
「ロミロミなんて習ってどうするんだ。」といった声や
「留学している間空いた穴はどうするんだ。」といった反対の声もあがりました。
こういった声があがるのも当然といえば当然の事です。しかし、一度決めた事は曲げないのが私の性格。
それに、この整体院が行っている手技に対する不信感、その手技で施術を施しているお客さんに対する罪悪感すらありましたから、留学を機にこの整体院を辞めるべきだという考えも生まれるようになりました。
留学準備
整体院での勤務を続けながら、私はハワイ留学に関して具体的な準備を進めていきました。
ロミロミを学べるところは日本にも沢山あるのですが、やはり自分としてはロミロミが生まれた地であり、パワースポットでもあるハワイで学ぶ事を重視し、ハワイにあるロミロミを学べる学校をいくつかリサーチしていったのです。
そして、最終的に決めたのがある学校。
日本で通った整体学校に関しては、何気にブログなどで若干の毒もはいている事もあり(苦笑)具体的な学校名を明かしていませんが、ハワイの学校に関してはその必要もないと思うので明かします。
ハワイマッサージアカデミーというロミロミスクールが私が最終的に選んだ学校でした。
費用的な事を考え、5日間の短期集中コースを受講する事に決め、メールフォームでのいくつかの問い合わをした後、スムーズに受講申し込みに進む事ができました。