リフレ脾臓反射区。ところで脾臓って何??
施術者 「ここは脾臓の反射区です。」
お客様「そうなんですか〜!
ところで先生、脾臓って何?」
そんなことを聞かれてあなたなら、脾臓のこと説明できますか?
反射区の中には、心臓や肝臓といったメジャーどころもいれば、逆に普段あまり聞きなれないマイナーどころもいます。
マイナーどころに関する質問をされた時に、
「え〜っと、、」
「脾臓ってのは確か、、、」
と先生がなってしまったら、おしまいです。
しどろもどろになってしまった先生にお客さんはどんな印象を受けるでしょう。
この人大丈夫かな?この人に施術任せていいのかな?となってしまってもおかしくありません。
ちなみに脾臓の主な機能は、
・リンパ球の一部を生成する、蓄える
・血小板を蓄える
・いらなくなった赤血球を破壊する
などですが、お客さんが医療関係者等でもない限りはこんな難しい説明もいらないと思います。
リンパ球やら、血小板やら、赤血球やらそれらを最初からよく知っている人は稀ですし、それぞれの説明を1からしていったらキリがありません。
ですから、
「脾臓というのは体の薬箱です。」
これだけでも良いと思います。
「何かあった時の為に、細菌やウィルスから体を守る為のお薬(リンパ球のこと)
や、怪我をした時に
傷口をふさいでくれるお薬
(血小板のこと)を常備してくれている薬箱なんですよ。」
というのが伝わりやすいのではないかと思います。
そして、そんな’’体の薬箱’’脾臓の反射区はこちらにあります。(ピンク色部分)

左足の土踏まずにかかるあたり。
心臓反射区と脾臓反射区が、
ポン、ポンと続きます。

ピンク 心臓反射区
青 脾臓反射区
先日の記事でも心臓反射区に関して取り上げたばかりですが、
施術を受けて下さっているお客様への説明が難しい反射区です。
改めてまとめておきましょう。
○心臓の機能
血液を送り出すポンプの機能
東洋医学的には精神状態を司る機能も
心臓のポンプ機能が低下すると、
心臓から送り出される血液量が減ります。
しかし、人間の体はなんとか正常な状態を保とうとし、
心臓を大きくする、心拍数を多くする、手足の血管を収縮させたりするなど
必死に血圧を維持しようします。
しかし、それも長くは続きません。
やがて心臓は疲れ、さらにポンプ機能は低下していきます。
すると、
足がむくむ、
息切れする、
疲れやすくなる
といった症状が出ててきます。
○脾臓の機能
体の中の薬箱
(具体的には、何かあった時の為に、
細菌やウィルスから体を守る為の
お薬(リンパ球のこと)や、
怪我をした時に傷口をふさいでくれる
お薬(血小板のこと)を
貯えておいてくれている薬箱です。)
ちなみに、脾臓の病気に脾腫というのがあります。
脾臓自体の病気ではなく、ほかの病気の影響によって起こるそうですが、
脾臓が腫れて大きくなります。
大きくなった分、
お薬も沢山貯えるようになるため、血液中のお薬が減り、貧血や出血が起こりやすくなります。
このように、心臓、脾臓共に
その機能や状態が、血液に非常に大きな影響を及ぼす臓器なんですね。
反射区の場所が近いことからも、
血液をイメージしながらそれぞれを覚え、そして説明できるといいですね!