キリンの首がこらない秘密
首こり、あなたも悩まされていませんか?
スマホの普及により、一昔前よりも明らかに世界における首こり人口は増えているはずです。
首周辺が痛い、コリが気になる。
こういった症状で悩んでいるのは人間だけなのでしょうか?
首といえば、キリンが思い浮かびますよね。
あれだけ長い首を持っていたら、さぞかし首こりも起きやすいのではないかと思うところですが、実際のところキリンは首こり、肩こりとは無縁だそうです。
その理由は2つ。
・首を常に動かしている。
・血圧が異常に高い。
一つ一つ説明すると、まず常に首を動かしていることで、筋肉が硬まりにくいということがいえます。
長時間同じ姿勢をしていると筋肉は萎縮し、硬まり、それをコリとして感じてきます。
キリンはそうならない為に、無意識の行動として首を常に動かしているんですね。
次に、キリンの血圧に関して。
キリンはなんと、血圧が260もあるそうです。
血流が良い事で血液から酸素がよく送られる、疲労物質が血液に回収されやすいというメリットがあります。
人間であれば、それほど血圧が高ければ血管が耐えられなくなるでしょう。
キリンだからこそできる部分ですね。
人間がキリンのように首こり、肩こりになりにくい体質になる為には、人間ができる範囲でキリンの真似をすることです。
まずは常に首を適度に動かすという部分の真似はこんな風に。
スマホを見過ぎているなと思ったら、定期的に顔を3センチ上げる、3センチ横を向くなど、少しの動きでも良いので行うだけでも疲れ具合が全く変わってきますよ。
次に血圧。血圧をキリンに近づけて血流を良くしようものなら血管が耐えられず、動脈硬化になってしまいます。
それならば、血圧自体でなく外部の力を使って血流を良くすれば良いわけです。
具体的には、お風呂につかる。
マッサージを受けるなどで血流が良くなるでしょう。
お風呂にお湯をためる余裕がない、マッサージを受ける余裕がない、首のマッサージを自分でやるのは大変。
そんな方には是非、セルフリフレクソロジーをおすすめします。
ポイントとなるのは頚椎の反射区と首の反射区です。
まずは、頚椎の反射区から。
左足の場合は、右手の親指、人差し指、中指で母趾(足親指)を支えます。
左手の親指第一関節で頚椎反射区を刺激
上から下に押し流すように刺激していきましょう。
続いて首の反射区。
頚椎の反射区が母趾側面にあるのに対して、
首の反射区は、母趾の付け根全体に存在します。
今度は、手が逆になり、左手の親指、人差し指、中指で母趾(足親指)を支え、
右手人差し指の第二関節で刺激していきます。
右手親指を足側面に置くと支えになりますよ。
場所によってコリコリしているところがあります。
不思議ですが、このコリコリ=首のコリコリという事になります。
コリコリしているところは時間をかけてじっくりほぐしていきましょう。
右足にも同様に行ってみてください。
使う手、支える手を逆にして行います。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。